ヒユナ(ひゆ菜/バイアム)ってどんな野菜?栄養価と効能も解説

■ 珍しいけど栄養満点なヒユナ

皆さんは、ヒユナ(ひゆ菜/バイアム)という野菜を知っていますか。
日本のスーパーや八百屋で見かけることは少ないですが、中国やベトナムでは日常的に食べられている野菜の1つです。
栄養価も高くて美味しいので、知らない方は是非この機会に知ってほしいです!

この記事ではヒユナという野菜にどんな栄養素が含まれているか、解説していきます。


■ ヒユナ(ひゆ菜/バイアム)とは

ヒユナ(ひゆ菜)は「バイアム」とも呼ばれ、熱帯アジアが原産とされるヒユ科の一年草です。
ベトナム・中国などのアジア圏でよく食べられており、日本でもタネは一般販売されているので、家庭菜園で育てている方も少なくありません。

栄養価が高いことで知られ、中国では「長寿草」と呼ばれることもあります。
葉や茎は癖が少なく食べやすいので、さっと茹でても炒めても、スープにしても美味しい野菜です。


■ ヒユナの栄養素と効能

ヒユナの栄養価が高いことは分かりましたが、具体的にどんな栄養素が多く含まれているのでしょうか。
1つずつ見ていきましょう。

・鉄分

ヒユナに含まれる代表的な栄養素が鉄分です。
その量はホウレン草のおよそ2倍と言われています。

鉄分は必須ミネラルの1つで、血液中の酸素を運ぶ役割を持っています。
鉄分が足りていないと貧血を起こしてしまったり、頭痛やイライラの原因になることもあります。
重要な栄養素ですので、普段から積極的に摂ることをおすすめします。

・βカロテン

βカロテンには活性酸素を抑える効果があります。
活性酸素が増えすぎると動脈硬化や心筋梗塞になるリスクが増しますので、生活習慣病が気になる方はβカロテンを多めに摂りましょう。

また、βカロテンは体内でビタミンAにも変換されます。
ビタミンAは目や皮膚・粘膜などを健康に保つのに役立ちます。

・カルシウム/ビタミンK

ヒユナにはカルシウムが多く含まれています。
骨を強くすることで知られるカルシウムですが、カルシウムは単体で摂ってもあまり体内で吸収されません。
たとえばカルシウムの多い牛乳を飲んでも、実際に吸収されるのは摂った量の半分以下だと言われています。

カルシウムの吸収率を上げるにはビタミンDやビタミンKが有効ですが、ヒユナにはビタミンKも豊富に含まれています。
効率よくカルシウムを摂取できるので、カルシウム不足の方はヒユナを食べてみてはいかがでしょうか。

■ ヒユナを食べてみよう

長寿草と呼ばれるほど栄養価の高いヒユナ。
ここまで読んでみて「1度食べてみたい!」と思った方は、野菜の直売所や通販サイトなどで購入することが出来ます。
癖が少ないのでお浸しやごま和え・スープなど、色々な料理で楽しめます。

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