■ 中華料理でよく見る空心菜の栄養価は?
中華料理やベトナム料理によく入っている、空心菜(クウシンサイ)という野菜があります。
癖が少なくシャキシャキとした食感があって、炒め物にぴったりの食材です。
食べたら美味しい空心菜ですが、栄養価も高いことで知られています。
健康な方はもちろんですが、特に生活習慣病を気にしている方に摂ってほしい栄養素がたくさん含まれているのです。
具体的にどんな栄養が含まれているのか、食べたらどんな効果があるのかをこの記事で紹介していますので、ぜひ最後まで読んで参考にしてみてください。
■ 空心菜(クウシンサイ/ヨウサイ)とは
空心菜は「ヨウサイ」とも呼ばれる、7~9月頃が旬の夏野菜です。
中国やベトナムでは人気のある食材で、炒め物にして食べられることが多いです。
日本ではそこまでメジャーとは言えませんが、場所によってはスーパーで売られていることもあります。
名前の由来は、茎の中心に空洞があることから。
茎と葉を食べる野菜なのであまり日持ちはしませんが、新鮮な空心菜は生でも食べられるほど美味しいです。
■ 空心菜の栄養素と効能
空心菜が持つたくさんの栄養素の中から、特に多く含まれているものを紹介します。
・βカロテン
空心菜にはβカロテンが多く含まれています。
βカロテンには「抗酸化作用」という活性酸素の発生を抑える働きがあり、摂ることで動脈硬化や心筋梗塞の予防に繋がります。
また、βカロテンは必要に応じてビタミンAにも変換されるので、目や皮膚・髪などの健康を保つ効果もあります。
・ビタミンB1/ビタミンB2
ビタミンB1は糖質がエネルギーに変換する時に、ビタミンB2は脂質がエネルギーに変換される時に使われます。
どちらも不足すると身体にエネルギーが供給されにくくなるので、疲れやすくなったり夏バテの原因になったりします。
空心菜にはビタミンB1/ビタミンB2がどちらも豊富なので、食べることで疲労回復が期待できます。
・ビタミンE
ビタミンEもβカロテンと同じく、抗酸化作用のある栄養素です。
動脈硬化・心筋梗塞といった生活習慣病を予防できるほか、皮膚にシミ・シワが出来て見た目が老けてしまうのを防ぐ効果もあります。
熱に強い栄養素なので、空心菜を炒めてもほとんど減ることなく摂ることが出来ます。
■ 生活習慣病予防に空心菜を食べよう
空心菜には抗酸化作用のある栄養素が多く含まれているので、生活習慣病が気になっている方におすすめの野菜です。
中でもβカロテンは油と一緒に摂るとより効率的に吸収されるので、やはり食べ方としては炒め物が良いでしょう。
ごま油に塩コショウを振って他の野菜と炒めるだけでも、とても美味しい野菜炒めになりますよ。
ツクヨミファームでも、無農薬で空心菜を育てています。
自然栽培の空心菜はお子様からお年寄りの方まで、どなたにも安心して食べていただけます。
炒め物はもちろん、さっと洗えば生でも食べられるほど新鮮な状態でお届けします。
気になった方は、商品ページから買ってみてくださいね。