■ さつまいもは実は栄養たっぷり!
秋の味覚の代表格と言っても過言ではない食材、さつまいも(サツマイモ)。 焼いても蒸かしても煮ても美味しいですが、寒い日に食べる焼き芋は格別ですよね。
ところで、さつまいもといえば「糖質が多い」「カロリーが高い」というイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。 確かに糖質が多めなのは間違いありませんが、その他の栄養素もたくさん含まれています。 栄養バランスが良いことから準完全食品と呼ばれ、アメリカでは宇宙食として研究されているほど! この記事ではさつまいもの栄養素と、その効能について解説しています。
■ さつまいもの栄養素・効能
さつまいもには美肌効果のある「ビタミンC」、エネルギー代謝の手助けをする「ビタミンB6」、整腸作用のある「食物繊維」など、たくさんの栄養素が含まれています。
・ビタミンC
さつまいもに含まれるビタミンCには、美肌効果があります。 肌のハリや弾力を維持する成分はコラーゲンですが、ビタミンCはコラーゲンを体内で生成するのに欠かせない栄養なのです。 またメラニンの発生を抑え、肌にシミができるのを防いでくれる働きもあります。
さつまいもに含まれるビタミンCは、熱で失われにくいのも嬉しいポイント。 しっかり火を通したさつまいもからも、ちゃんとビタミンCを摂ることが出来ます。
・ビタミンB6
ビタミンB6はエネルギー代謝に役立つ栄養素です。 エネルギー代謝には酵素の働きが必要になるのですが、酵素は単体で反応を起こすことが出来ません。 ビタミンB6のような「補酵素」があって初めて酵素反応が起き、たんぱく質や脂質がエネルギーに変換されるのです。
他にも赤血球のヘモグロビン合成に関わっているなど、ビタミンB6は私たちに欠かせない役割をいくつも持っています。
・食物繊維
さつまいもを食べることで、食物繊維もしっかりと摂ることが出来ます。 食物繊維には水溶性のものと不溶性のものがありますが、さつまいもには不溶性食物繊維が特に多いです。
不溶性食物繊維の特徴は、消化されずに腸までたどり着くこと。 水分を含み膨らんだ食物繊維は、腸内を刺激してスムーズな排便を促します。 また腸内の善玉菌のエサとなり、腸内環境を整える働きもあります。 さつまいもには同じく整腸作用のある「ヤラピン」も含まれているので、腸を整えたい人には嬉しい食材ですね。
■ さつまいもは皮ごと食べるのがおすすめ
さつまいもの栄養素を効率よく摂るには、皮ごと食べることがおすすめです。 さつまいもの皮には先程紹介したビタミンCや、ポリフェノール・カルシウムなどが多く含まれています。 整腸作用のある「ヤラピン」も皮と身の間に含まれているので、皮ごと綺麗に洗って食べた方が体に良い効果が期待できるのです。
食べ方としては焼いても蒸かしても良いのですが、カロリーが気になる方は蒸かす方がおすすめです。 さつまいもを焼くと水分が減るので、同じ分量を食べても焼いた方がカロリーは高くなってしまいます。
■ 健康を守ってくれるさつまいもに感謝!
さつまいもは様々な料理で活躍できるだけでなく、健康に必要な栄養素をバランスよく含んでいる準完全食品です。 さつまいもさえ食べれば良い、というわけではありませんが、さつまいもが私たちの健康に大きく貢献してくれていることは間違いありません。 さつまいもに感謝して、これからも美味しくいただきましょう。
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