エゴマ(えごま/荏胡麻)の葉は栄養価が高いってホント?

■ エゴマ(えごま/荏胡麻)の葉は栄養価が高い!

エゴマの葉は、スーパーでもよく見かける身近な食材です。
家庭料理ではもちろんですが、飲食店では韓国料理のお店で見る機会も多いのではないでしょうか。

そんなエゴマの葉、実はとても栄養価が高く、「食べると十年長生きできる」と言われるほどなのです。
具体的にどんな栄養素が含まれていて、食べるとどんな効能があるのでしょうか。
この記事ではエゴマの葉の栄養価について解説していきます。

 

■ エゴマとは

エゴマはシソの仲間(シソ科の植物)で、葉の形はシソによく似ています。
シソと比べると、エゴマの方が葉の周りのギザギザが丸みを帯びており、食べると癖の強い風味があります。
日本はもちろん韓国でも日常的に使われる食材で、生葉のまま焼肉を巻いたり、漬け込んでキムチにしたりなどして食べられています。

エゴマは葉だけではなく、種子も食べられます。
そのまま料理に入れることもあれば、エゴマ油として油を搾り取ることもあります。

 

■ エゴマの葉の栄養素と効能

エゴマの葉にはたくさんの栄養素が含まれていますが、今回は特に多く含まれる4つをご紹介します。

・α-リノレン酸

エゴマの葉に含まれるα(アルファ)-リノレン酸には、リノール酸の働きを抑制する役割があります。

リノール酸は、食用油に含まれる不飽和脂肪酸です。
身体に必要なものではあるのですが、摂りすぎるとアレルギーやアトピー、うつ病などを誘発すると言われています。
しかしリノール酸と一緒にエゴマを食べれば、α-リノレン酸がリノール酸による悪影響を軽減してくれるのです。

・βカロテン

βカロテンは体の中でビタミンAに変化します。
ビタミンAは目の網膜、口や鼻の粘膜、肌や髪の健康を保ってくれるので、美容が気になる方にはもってこいの栄養素です。

また、βカロテンにはビタミンAとしての働き以外にも、抗酸化作用や免疫賦活作用があります。
活性酸素の発生を抑えて生活習慣病を予防してくれる、身体の免疫力を上げてくれるなど、βカロテンのままでも身体に嬉しい効果がたくさんあります。

・ビタミンC/ビタミンE

エゴマの葉にはビタミンC/ビタミンEが豊富に含まれており、どちらも抗酸化作用のある栄養素です。
βカロテンと同じく活性酸素の発生を抑えてくれるので、生活習慣病の予防になります。
さらに、活性酸素が増えすぎて皮膚にシミ・シワが出来るのも防いでくれるので、美容にも効果があると言えます。

年齢を重ねるにつれ、身体は活性酸素の悪影響を受けやすくなります。
年齢が上の方ほどビタミンCやビタミンEを意識的に摂った方が、見た目を若く保つことが出来ます。

 

■ エゴマを食べて健康に美しい身体へ

エゴマには身体の健康にする効果はもちろん、見た目を若々しく保つための栄養素も多く含まれることがわかりました。
美容大国と呼ばれる韓国でエゴマの葉が重宝されているのは、エゴマが持つ美容効果が理由かもしれません。
日本でも簡単に安く手に入る食材ですので、皆さんもエゴマを食べて健康で美しい身体を目指しましょう。

ツクヨミファームでも、自然栽培で育てた新鮮なエゴマの葉を取り扱っています。
無農薬で育てた安全なエゴマの葉、ぜひご家庭でお試しください。

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