よもぎ(ヨモギ)を摘む時の選び方は?よもぎの見分け方と保存方法を解説

■ 生のよもぎは近所に生えているかも


スーパーで売られているよもぎ(ヨモギ)は大抵加工済みなので、生のよもぎにはなかなか出会えません。
しかし、野生のよもぎであれば皆さんの近所にも生えているかもしれませんよ。
もし生えていたら、美味しい葉っぱを選んで家に持って帰りましょう。

この記事では美味しいよもぎの選び方と、持って帰ったよもぎの保存方法をお教えします。

 

■ 美味しいよもぎの選び方・見分け方


よもぎを摘む時は、以下のポイントを押さえておきましょう。

・3月下旬から5月頭までの柔らかい葉

よもぎを摘む時は、3月下旬から5月頭までに生えた柔らかく新しい葉を選びましょう。
よもぎは多年草なので、昨年からの葉も残っています。
先から15センチくらいまでの、柔らかくて新しい葉を選んで摘んでください。

・葉の色が黄緑色で香りが良いもの

よもぎは葉の色が黄緑色でみずみずしく、香りが良いものを選んでください。
先の方に生えている葉でも、赤く変色しているようなものは取り除きましょう。

また、初心者の方は特に香りを必ずチェックしてください。
トリカブトなど、有毒な別の草と見間違えては大変なことになります。
本物のよもぎであれば、独特の香りで見分けられるはずです。

もし不安な方は、経験者の方と一緒に摘むようにしましょう。

 

■ よもぎの保存方法


野生のよもぎが手に入ったら、冷蔵庫または冷凍庫ですぐに保存するのが肝心です。

・冷蔵の場合(保存期間:2日程)

よもぎの葉を冷蔵庫でしまう時は、必ず袋に入れてください。
水ですすいで泥などを落とし、袋の口を縛って冷蔵庫の野菜室にしまいましょう。
それでも2日間ほどで弱ってくるので、できるだけ早めに使い切るのがポイントです。

・冷凍の場合(保存期間:1か月程)

よもぎを長持ちさせる方法としては、ペースト状にして冷凍するやり方があります。

まずはよもぎをさっと洗い、少量の塩を入れたお湯で2分ほど茹でます。
茹で終わったらボウルに移し、軽く水気を切ります。
それからフードプロセッサーに入れれば、よもぎのペーストの完成です。

完成したペーストは冷凍保存用袋に入れ、空気を抜いて密閉してから凍らせましょう。
料理に使う時は、使う分だけお皿に移してレンジで解凍してください。

 

■ 生のよもぎを楽しもう


加工済みのよもぎと比べ、生のよもぎは香りも良く様々な料理に使えます。
手に入れることが出来たら、ぜひ色々な調理法で楽しんでみてくださいね。

ツクヨミファームでも、天然のよもぎを販売しています。
時期にもよりますが生・乾燥のどちらも扱っていますので、興味のある方は商品ページからご覧ください。

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