自然栽培とは、簡単に説明すると、自然の力に頼りながら作物を育てる栽培方法のことで、多くの場合、農薬や肥料を使用しないことで知られています。それに加えて、耕さない栽培方法(不耕起栽培)や一つの畑に複数の作物を育てる方法(混植)などを取り入れながら作物を育てます。
阿波ツクヨミファームのリジェネラティブ農業(自然栽培)に関する記事はこちらから
では、この自然栽培はなぜ持続可能だと言われているのでしょうか。主に環境の観点と経済的観点からお話します。
自然栽培で最も重要な要素の一つに、生きものたちの豊かな個性とつながりである生物多様性があります。
自然栽培では、通常行われる耕起(耕す作業)や整地(土地をトラクターなどで整備すること)の代わりに、作物の刈り株、わらなどの作物残渣(前回の作物の残り)を畑の表面に残し、虫や植物の根の力を借りて土を耕します。また、害虫対策として、農薬を使用する代わりに虫が苦手な植物を植える(コンパニオンプランツ)などします。このような自然栽培の様々なアプローチによって、土壌の微生物が増えると言われています。
多くの土壌微生物は、環境の循環を促しています。土壌が保全されていると比較的早く緑が回復するとも言われており、緑化の効果も期待されています。
では、生物多様性が損なわれると、どのようなことが起こるのでしょうか。
土壌の生物の多様性が損なわれている状態の一つに土壌劣化があります。土壌劣化とは、様々な原因で土壌が劣化し生態系の機能や生産性が低下していくことで、土壌侵食や養分不足、砂漠化や汚染などがあります。世界の陸地で劣化が進んでおり、その内訳の2割が耕地だと言われています。
この土壌の劣化は砂漠化や干ばつの原因ともされています。日本ではこのような問題はまだ起こっていませんが、大規模農業などが発展したことなどによって、日本の面積の95倍の土地がこのような問題に直面していると言われています。
このように、より多様な生物の力を促し、その力を借りて野菜を育てている自然栽培は環境的な観点から持続可能であると言われていると考えています。
では次に経済的な観点から、人間にとって持続可能であると言える理由についてです。農業を続けるには様々な費用がかかります。例えば、農薬や肥料、機械使用時にかかるエネルギーや機械の維持、種・苗の購入などです。
さらに、連作をしている場合、同一作物を同じ畑で繰り返しつくり続けることによって生育不良となり、収量が落ちてしまう連作障害が起こる可能性があります。このような連作障害の対処法として、作物の生育に応じて必要な施肥を行う、有機物を投入する、湛水管理をするなどが勧められていますが、これらをするにはどれもコストがかかります。
自然栽培では、先ほど触れたように土壌の微生物の力を最大限に活かして作物を育てるため、肥料や農薬を使用しません。また、混植・多品目少数栽培で連作を避けることも可能であるため、連作障害に対応する必要がなく、このようなコストがあまりかかりません。
このように、多様な生物がいる土壌の状態が安定すると、新しく作物を育てるたびに肥料なども新しく加える必要がほとんどないなど、経済的にも続けやすい(持続可能性がある)といえます。
阿波ツクヨミファームではこの記事で紹介した自然栽培で野菜を育てています。自然の力で育てた栄養たっぷりのお野菜を試してみませんか?
国際有機公社 連作障害とは
JAこうか 「連作障害」の原因と対策
地球村 【地球は今…】土地の劣化
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どちらとも「安全」「農薬は使わない」「環境に良い」というイメージを持っている方は多いのではないでしょうか。自然栽培と有機栽培には共通点もありますが、大きく異なります。今回の記事では、自然栽培と有機栽培の違いを説明します。
有機栽培は農薬を使わない?
有機栽培とは、化学肥料や農薬に頼らず有機肥料で安全・高品質の食糧を作る栽培方法と説明されます。ここでいう有機(オーガニック)とは家畜の糞尿や藁など、動物や植物由来のものを指します。そして、有機栽培で育てた「有機野菜」を名乗るには、有機JASの認定が必要になります。
有機JASの有機栽培の定義は「化学的に合成された肥料及び農薬を使用しないこと、並びに遺伝子組み換え技術を利用しないことを基本として、農業生産に由来する環境への負担をできる限り低減した農業生産の方法を用いて行われる農業」です。つまり、厳密には有機JASの指定内のものなら農薬も肥料も使用することができます。これが有機栽培の大きな特徴の一つです。
ただ、有機JASが認証している農薬は一般的な農薬よりもかなり安全なものです。例えば、デンプンが原材料のものや、殺虫効果のために毒性は高いが分解が早かったり雨ですぐ流れたりするようなものです。
自然栽培はどうやって作物を育てるの?
自然栽培の場合、有機栽培のように厳密な基準や条件は定められていません。しかし多くの自然栽培で共通するのが、より自然の力に頼りながら作物を育てる栽培方法で、農薬も肥料も使わない点です。それに加えて、耕さない栽培方法(不耕起栽培)や一つの畑に複数の作物を育てる方法(混植)などを取り入れながら作物を育てます。
私たちが行なっているリジェネラティブ農業(自然栽培)に関する記事はこちらから
一般的な農法で作られた野菜との違い
では、有機栽培や自然栽培で作られた野菜は一般的な野菜とどのような違いがあるのでしょうか?
化学的な農薬も肥料も使用可能な、現在一般的な農法は慣行農業と呼ばれ、農地のほとんどを占めています。この慣行農業で作られた作物と有機栽培や自然栽培で作られた作物を比べると、
①有機栽培や自然栽培で作られた作物の方が農薬や肥料を使わないため、形や生産量が不安定
②有機栽培や自然栽培で作られた作物の方が栄養価が高い
などが挙げられます。そのため、場合によっては慣行農業でできた作物の方が値段が低くても、値段当たりの摂取できる栄養価の高さでは有機栽培や自然栽培の方がお得になることもあります。
また、土壌への影響も大きく異なります。例えば、土壌にいる微生物の多様性を表す数値として土壌微生物多様性・活性値というものがあります。ある調査では、有機栽培や自然栽培の土壌微生物多様性・活性値は慣行農業の6倍以上であることを示しているものもあります。つまり、自然の生物を損なうことを低減させていると言うことができます(有機栽培や自然栽培の調査データが少ないため、生産者によって結果が異なります)。
阿波ツクヨミファームの野菜の特徴
ここまで有機栽培や自然栽培の違いや、その作物の特徴を紹介してきました。阿波ツクヨミファームではこちらの記事で紹介した自然栽培で野菜を育てています。自然の力で育てた栄養たっぷりのお野菜を試してみませんか?
ツクヨミおまかせ野菜セット
参照サイト
https://soupdiary.com/nutrition-of-organic-vegetables/
https://www.n-culinary.ac.jp/contents/column/organic/
https://www.jstage.jst.go.jp/article/sicejl/52/8/52_679/_pdf
https://awatsukuyomi.com/products/daidaiset
https://www.jcpa.or.jp/qa/a5_10.html
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温暖で自然が豊かな徳島
土地特有の個性のことをテロワールと言います。徳島県阿波市も日本の他にはない様々な特徴を持つテロワールです。ツクヨミファームの野菜がどのようなところで育てられているのか詳しく説明します。
年間晴れ日数全国第2位(2011年)年間日照時間全国第6位(2011年)
太陽の光は光合成には欠かすことができず、植物の成長にとても大切な役割を担っています。太平洋気候と瀬戸内海式気候の境目に当たる阿波市は雲の流れが特徴的で空も綺麗です。植物の生育に不可欠な日照条件を市町村単位で見ると日本有数の太陽の国です。
日本一の清流『吉野川』
徳島には中心に吉野川が東西に流れており、吉野川を囲むように阿讃山脈、四国山脈があり、それを背になだらかな扇状地が広がっています。暴れ川としても有名な吉野川の中には日本最大級の川中島、500haの善入寺島があり一面畑が広がる徳島県の農業の中心地となっています。実際に、阿波地域は葉物野菜、実の野菜、根菜、果物から畜産まで多種多様な農産物が生産されており、関西以外にはほとんど出荷されることはありませんが、徳島の農作物は長年全国のトップシェアを維持し続けています。
養分が豊かな自然栽培に適した土壌
吉野川の氾濫によって、山からミネラルなどの養分がもたらされた、日本有数の養分層が非常に分厚い恵まれた土壌です。吉野川が氾濫を繰り返しながら何百万年をかけて形成した扇状地は理想的な受光条件と山の恵みを今でも吉野川が届けてくれています。
また、阿波地域は火山国日本では限られた火山の無い地域なので、重金属汚染源の一つのである鉱山(跡)も少ない地域です。火山灰でできた土壌は耕起しやすく、本来有機物を豊富に含んでいますが、降雨により流失、植物が必要な養分を吸収しにくいといった欠点があり古来、農業には不向きでした。
阿波地域の土壌は火山灰でできた土壌の長所はあまりありませんが、養分の流失は少ないため、豊富な養分を含んでいます
さらに、養分の流失が少ないため、過剰に肥料を使う必要がなく、肥料を過剰に使う必要がないため、農薬の利用も少ない地域です。
土作りにより無限の可能性を秘めています。
地中・地上の生物多様性を活かした栽培
ツクヨミファームではエネルギーを消費して耕起することをやめ、その代わりに植物の根が土を耕しています。生き物に影響を与えない様に、除草剤やホルモン剤、有機JAS認証農薬、ストチュウ(酢唐辛子焼酎)、牛乳の様な天然農薬と言われるものも含め、防除のために何かを利用することはありません。さらに化学肥料、有機肥料、動物性有機物・堆肥などを利用する代わりに、刈草、草堆肥、ワカメ等海藻、落葉枝、木竹炭(粉砕木竹)、草木灰、米糠、籾殻など生態系に影響のない自然由来のものをを状況に合わせて利用します。ある程度の期間は必要であるものの、土壌を耕すことなく時間の経過とともに肥料分として働くようになります。
また、野菜に限らず花など様々な植物を密生混植させることもツクヨミファームの面白い点です。1つの畝に10種類以上が混植されることも珍しくありません。常に雑草も含めた数十種類以上の植物を混植させ、周囲の環境の種の多様性をより突出させることで昆虫を呼び、昆虫を食べる生き物や鳥を呼び寄せます。そして、ビニールマルチは使用せず、誘引等に分解できる麻紐を利用したり等、プラ製品の利用とゴミの排出を極力減らす様努めています。
生物多様性をテーマに「自然栽培に適した土壌」を整備
“生物がどれくらい長生きできるかは、必要な元素のうち、最も不足しているものの量で決められる”ーJUSTUS FREIHERR VON LIEBIG
板を植物が必要な養分だと仮定します。
短い板の所から水が漏れています。最も欠乏している元素によって野菜のポテンシャルが支配されているため、必要とされる養分が少ないために植物の成長が抑制され、アンバランスになるなどの、問題が発生します。近代の農業においても限られた養分を化学肥料等で過剰に供給してしまう傾向が未だにあります。過剰な養分は植物を人でいうメタボにしてしまいます。(害虫はメタボな植物を好みます。)
土壌の中には数え切れないほどの多種多様な微生物がいて、様々な有機物を分解し、植物と相互に協力し、必要な養分を創り出しますが、近年は農薬等により持続的な環境ではなくなってしまいました。僕達は写真のようなタルではなく、タライを目指します。養分量という板の高さはなくとも、板の数を増やし、容積を増やすことで自然栽培でも立派な野菜になる様に、生物多様性を最も優先しながら、全ての栄養素、養分、微生物を含めた全ての生物をバランス良く存在させ、より多くの微生物が活発に活動できるようにするために土作りを行います。
]]>サスティナブル(持続可能性)という言葉は様々なところで使われ広く認知されてきたと思いますが、
リジェネラティブ農業(環境再生型農業)は、まだ聞き慣れない方も多いかと思います。
サスティナブルもリジェネラティブも地球環境をより良くするために生まれてきた言葉であることは共通ですが、
サスティナブルは、
「今日の世代のニーズを満たすために、将来世代のニーズを犠牲にしない様、今以上に環境を悪化させないためにはどうすればよいか」
という考え方が根本です。
地球に対する環境負荷を抑えられても、環境がより良く改善されることとは別であるため、
リジェネラティブ(再生、回生)という考え方は、
環境負荷を抑制するだけではなく、根本的な問題を解消した上で環境を改善していこうとする取り組みです。
ではリジェネラティブ農業はどの様な可能性を持っているのでしょうか?
それは土壌は、大気の2倍、陸上植生の3倍の炭素貯留能力を持つ巨大な炭素貯蔵庫であることです。
地球上では、陸地の3割以上を農業による土地利用が占めています。
4パーミル・イニシアティブという世界的な取り組みがある様に、
耕さないことを始め、農地に炭素を貯留することで、全世界の土壌に含まれる炭素量を毎年0.4%ずつ増やすことができれば、
人類が年間で排出している二酸化炭素の量よりも多い量の温室効果ガスを、土壌中に埋め戻せるという大きな可能性も秘めています。
農業が温室効果ガスの主要な排出源で総炭素排出量の30%、
淡水使用量の70%、
生物多様性の損失の要因の60%を占めるという現実の中、
リジェネラティブ農業の源流は日本の自然農法にあり、誇らしく思います。
そのリジェネラティブ農業と自然農法の共通する最も重要な特徴は、
不耕起栽培であることです。
農地の土壌を健康的に保つことに加え、土壌を修復・改善しながら自然環境の回復に繋がることが期待されます。リジェネラティブ農業には様々なアプローチがあり、ここではツクヨミファームが実際にしているアプローチの一つである不耕起自然栽培を紹介します。
畑作業と聞くと畑を耕すことを想像する方は多いのではないでしょうか。一般的な農業では耕起といってまず地表を耕す作業からはじまります。この耕すという行為は、地表を掘り返し、酸素を土に取り込ませることで、土壌に固定していた炭素が酸素と結びつき、二酸化炭素を排出させます。しかし、ツクヨミファームでは畑を耕さない不耕起栽培という方法で農業をしています。不耕起自然栽培は野菜の安全性だけでなく、環境にも多くのメリットを持ち合わせています。
不耕起自然栽培とは作物を栽培するとき、通常行われる耕起(耕す作業)や整地(土地をトラクターなどで整備すること)の行程を省略し、作物の刈り株、わらなどの作物残渣(前回の作物の残り)を畑の表面に残したまま次の作物を栽培する方法のことです。
ツクヨミファームは機械を使ってエネルギーを消費しながら耕起する代わりに虫や植物の根の力が土を耕しています。この不耕起栽培は、現在農業が抱える環境問題の一部でもある土地劣化や二酸化炭素排出などの対策・解決方法としても考えることができます。
ツクヨミファームがこの不耕起栽培にこだわっている最も大きな理由として生物多様性の保持・向上があります。生物多様性とは、生きものたちの豊かな個性とつながりのことで、不耕起栽培をするにあたって無視することのできない価値があります。
どのように不耕起栽培を通して生物多様性を保持・向上させるのでしょうか。不耕起栽培の特徴に「混植」と呼ばれるものがあります。
混植とは、簡単に言うと一つの畑に複数の植物を植えるということです。想像しやすい例として家庭菜園が挙げられます。「キャベツ農家」や「いちご農家」と言うように、ほとんどの農家は一つの畑に一種類のみ農作物を栽培します。
様々な植物を一緒に植えると、それぞれの植物や生物が持つ非常に多様な栄養素が土壌に含まれることになり、農薬や肥料を用いる必要が基本的にはなくなります。野菜の配置や相性を考慮しながら植え、生物多様性をより豊かにすることは農業において様々なメリットがあります。
ここでは、ツクヨミファームがどのように生物多様性を保持・向上させるのか、そして生物多様性がどのような影響を農業に与えているのかを一部紹介します。
1. 前作物を残す
前の作物の残りをそのまま地表に放置し、それらが土壌の表面を覆ってくれます。それによって風雨による土壌流出を緩和することができます。
2. 除草する時は根を残す
雑草を処理する時も、根ごと抜いて捨てるのではなく根の上の方で刈り、刈ったところより下の根はそのまま土に残します。土の中に残った根が酸化することで、養分や水分を通すホースのような役割を果たします。これによって土壌の排水性も保水性も良くなり、全体に栄養が行き渡る水はけの良い土壌になります
3.虫害対策
農薬をまかずに虫害対策ができるの?と不思議に思う方もいるかもしれません。虫害対策のアプローチの一つにコンパニオンプランツを取り入れる方法があります。コンパニオンプランツとは、育てたい野菜や花のそばに植えることでよい影響をもたらす植物のことです。例えば、ナスの苗の横に小さなネギを植えることでナスの虫害対策をします。
4.省力化
耕さないため省力化でき、耕していた分の時間を他のことに使えたり、人件費を削減したりすることにも繋がります。
5.根と茎
耕していない土地を根が突破していくため、トラクターでは届かない深層部まで根が土地を耕していきます。この活力のある根が茎を太くしています。
ここまでツクヨミファームの農業を紹介してきました。たっぷりの養分や微生物と共に育った野菜は、野菜本体の味、美味しさを楽しむことができます。
私たちが真心込めて作ったお野菜をぜひ一度お試しください。
参照サイト
リジェネラティブ農業とは? 世界で注目されている農法を事例と共に紹介/ SMART AGRI
リジェネラティブ農業(環境再生型農業)とは・意味/ IDEAS FOR GOOD
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もともとは環境破壊をせずに維持、継続できるという意味ですが、将来のための地球環境の保全、未来の子孫の利益を損なわないことを前提にした社会発展という観点から、様々な分野に発展しました。
SDGsという言葉を多くの人が聞いたことがあるかもしれません。これはSustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略で、政府や多くの企業が取り組んでいるため、サステイナブルという言葉は日本でも浸透し始めているのではないでしょうか。
経済活動のなかで廃棄されていた製品や原材料などをリサイクル・再利用することで改めて資源として循環させる経済システムのことで、脱炭素社会の実現の貢献だけでなく市場としての今後の成長も期待されています。
スイスのメッセンジャーバッグブランド、FREITAGの製品はトラックタープ(幌)やリサイクルされたペットボトルなどから作られています。これまで丈夫な素材であってもゴミとして捨てられていたトラックの幌を材料として新しく製品を作っているのはサーキュラーエコノミーの例と言えるでしょう。
直訳すると「再生される、再生式の」という意味で、自然環境をよりよい状態に再生させることを目指す考え方のことです。リジェネラティブ農業、リジェネラティブトラベル、パタゴニアのリジェネラティブ・オーガニックなどで現在は知られています。
リジェネラティブ農業は環境再生型農業と訳され、「農地の土壌をただ健康的に維持するだけでなく、土壌を修復、改善しながら自然環境の再生を促す農業のあり方」を指します。
太陽・水・土地・そこにいる生物など自然の恵みを生かし、農薬や化学肥料に依存しない農林水産業や加工方法のことを指します。食品や化粧品にとどまらず、衣類の素材や家など私たちの暮らしに根付く様々な分野で考慮されるようになりました。
最初に紹介したジェネラティブの要素にはオーガニックも含まれると考えることができます。
エシカル協会は「エシカル」を法的な縛りはないけれども、多くの人たちが正しいと思うことで、人間が本来持つ良心から発生した社会的な規範と定義しています。「エシカル消費」という言葉を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。エシカル消費とは、人・社会・地域・環境に配慮した消費行動のことです。例えば、似たデザインのTシャツを選ぶとき、労働者に不当な賃金で生産させる企業の1000円のTシャツと、労働者に正当な賃金を払って生産された3000円のTシャツがある時、安さよりも生産過程に配慮して3000円のTシャツを買うことで実際にエシカルに配慮することができます。
ここまで、5つの環境に関するカタカタの用語を紹介しました。「違いが分からない」と感じる方もいるのではないでしょうか。もともと環境に関する言葉だったのが様々な分野に発展し、様々な分野が相互に影響し合っているため、具体的に区別するのが難しくなりつつあるのかもしれません。実践できることは多くあるため、興味のある分野から行動を起こしてみるのはいかがでしょうか?
阿波ツクヨミファームでは、リジェネラティブ農業で有機野菜を生産・販売しています。環境にとことん向き合い、自然を破壊していると言われている農業が持続可能になるように様々な挑戦をしています。
阿波ツクヨミファームの有機野菜はこちらからご購入いただけます。
リジェネラティブ農業の体験はこちらからご予約いただけます。
参照サイト
サーキュラーエコノミーとは?リサイクルやリユースと何が違うのか/ KOKUYO
]]>最近になって耳にすることがかなり多くなった「サステイナブル(sustainable)」という言葉は農業の分野でも考え、実践することが求められていますさらに、サステイナブルな農業に加えて「リジェネラティブ(regenerative)」な農業も求められ始めています。
ご存知の方も多いと思いますが、「サステイナブル」とは「持続可能な」という意味で使われています。そして、サステイナブル農業には様々な定義がありますが、Rainforest Allianceの定義を借りると「今日のニーズを満たしながら、明日のニーズを犠牲にしないこと」で、具体的には「環境にとって健全で、社会的な責任を果たし、かつ農業生産者に利益をもたらす農業」です。
「リジェネラティブ」とは自然環境をよりよい状態に再生させることを目指す考え方のことだと言われています。リジェネラティブ農業(環境再生型農業)とはIDEAS FOR GOODの定義を借りると、「農地の土壌をただ健康的に保つのではなく、土壌を修復・改善しながら自然環境の回復に繋げることを目指す農業」のことを指します。
「サステイナブル」という言葉を見ると環境課題を想像する人も少なくないかもしれません。もちろん環境保全も含まれますが、サステイナブル農業は様々な社会課題が複雑に絡み合っています。例えば、ジェンダー問題では女性の農業生産者が資源と機会を平等に与えられると、農業生産性が最大20%向上する(国連食糧農業機関)と言われています。他にも経済的な観点からは、強制労働や児童労働などが問題として挙げられています。このように、サステイナブル農業に取り組む場合、多様な課題について考え、自分がどの分野から取り組めるのかを考える必要があります。
一方で、リジェネラティブ農業は多くの場合、農業生産者が環境に対する問題意識から実践しています。例えば、One Planet Business for Biodiversity (OP2B) はリジェネラティブ農業の目的として、農場とその周辺の生物多様性の保護と向上、土壌の炭素と水の保持能力を高めること、肥料や殺虫剤の使用を減らしながら作物と自然の回復力を高めることなどを挙げています。例えば、アウトドアブランドのパタゴニアではリジェネラティブ・オーガニック農法で栽培された素材の使用を増やすことを宣言しています。
阿波ツクヨミファームでは、リジェネラティブ農業の方法の一つとして挙げられている、不耕起栽培を取り入れています。一般的な農業は機械で畑を耕す一方で、不耕起栽培は生物多様性を向上させるだけでなく二酸化炭素の発生を減少させ土壌を豊かにする方法です。
阿波ツクヨミファームではリジェネラティブ農業・不耕起栽培の農業体験を行っています。
生物多様性を保護・向上させながら化学肥料を使用せずにどのように野菜を作っているのか実際に体験してみてみたい方は、ぜひ下のリンクからお申し込みください。
阿波ツクヨミファームの農業体験はこちら
参照サイト
持続可能な農業とは何か?/ Rainforest Alliance
「リジェネラティブ」という観点 環境再生に挑む酪農・漁業/ 事業構想
リジェネラティブ農業(環境再生型農業)とは・意味/ IDEAS FOR GOOD
世界で注目されている「リジェネラティブ農業」とは何か。/Think and Grow Ricci
]]>ツクヨミファームの品種の選定基準は、育ていて楽しみがあるもの形、姿が美しいもの味が良く、収量量が多いもの、まだ私達が育てたことがないものです。
私達が選択する品種について皆さんに知って欲しいことがあります。
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固定種とは自家採取ができるもののことで、その品種が固定された地域の気候や風土に適応しているのが特徴です。全国各地で栽培されている「伝統品種」と呼ばれるものは固定種であることが多いです。
一方、交配種 (ハイブリット・F1)とは、「優劣の法則」技術で交配した種のことで、大きくて味の良いものを収穫期をコントロールしながら作ることができます。
メリット
・2年目に種を買う必要がない
自家採種ができるため、2年目に種を買う必要はありません。固定種からは親と同じ形質を持った種を採取できるため、自家採種した種を翌年撒いて、同じ品種の作物を作ることができます。つまり、翌年から種を購入する必要がなくなり、無肥料無農薬で育てていた場合、2年目には種のコストを0にすることができます。
・その土地の環境に適応していく
固定種はその畑で成長するために遺伝情報を紡いでいきます。そのため、自家採種を続けていくうちに、その土地の気候や風土に適応していきます。つまり、私たちが自然栽培で野菜を育てれば、自然栽培に特化した種が取れます。
デメリット
・収量や品質が少ない
代々形質を受け継ぐといってもそれが全て品質の良いものになるわけではありません。固定種はもともと遺伝的多様性を持っており、あえて形状にバラつきを出すことがあります。そのため、収穫できる時期や大きさ、品質にばらつきがあります。大量生産をすることが求められる農業では管理が非常に大変です。
メリット
・発芽や生育がそろいやすい
交配種は発芽時期や生育期間を管理でき、形などの見た目も揃えることができます。収穫の時期を管理できるということは、収穫の時期を合わせてまとめて収穫することも、収穫の時期をずらして負担を減らすこともできます。
・病気に強い
交配種には特定の病気に対する耐性を持った品種などもあり、その野菜で起こりやすい病気を防ぐことができます。これは、農薬や肥料を使用しないツクヨミファームにとって大きなメリットです。
・一般受けしやすい(子供も食べやすい)野菜を作ることができる
苦みや香りが強い野菜でも、交配することで、食べやすく一般受けする野菜を作ることができます。例えば、フルーツトマトや苦くないピーマンなどです。
デメリット
・毎年種を買わなくてはならない
交配種から取れた種を使っても、同じ品質の野菜を作ることができません。そのため、昨年と同じものを作りたいときは、再度種を購入する必要があり、コストがかかります。
結論からいうと危険ではありません。「交配種は人間が作ったものだから危ない」「自然なものを口にしよう」というようなキャッチコピーを目にして、野菜を選ぶときに不安を感じたことがある人もいるのではないでしょうか。このようなキャッチコピーは固定種を勧めるときや、交配種を否定するときに使用されており、この過度な表現は消費者の誤解を生んでいます。
では、なぜ交配種は危険と言われているのでしょうか。その理由の一つに正常に花粉形成ができない現象(雄性不稔)が指摘されており、簡単にいうと「種子をつけないのは自然な現象ではないから危険」と解釈をされているようです。しかし、その雄性不稔は必ずしも人工的で人間の体に害があるわけではありません。
固定種は栽培するために扱われる栽培種のことで、子孫を残すことよりも栽培を目的とされており、完全に天然のものとは言えません。一方、天然・野生の植物は野生種と呼ばれています。野生種で特に雄性不稔が懸念されているアブラナ科の5割は自然に雄性不稔となります。つまり雄性不稔になるということは、子孫を残すために交配しやすく他の遺伝子を取り入れるために雄性不稔を自ら選んだということになります。植物が自然と選んだ生存・進化の手段を「天然じゃないから危険だ」と言ってしまうのには違和感を覚えます。交配種を作るには様々な個性的な固定種が必要なので固定種の育成にも繋がり、交配種は現代の農業に欠かすことができないと感じます。
ツクヨミファームは固定種も交配種も使用しています
ツクヨミファームは今後育てるの品種を選ぶ時、
ということを基準にしています。
そのため、固定種に限らず、育てたいと思えば、交配種であっても育てます。
自然農で育てているため、少ない肥料でもある程度の収量を得られる特質(少肥耐性)が必要だったり、自分たちが育てたものから種を取ること(自家採種)もしていたりします。そのためツクヨミファームの場合、固定種の方が交配種よりも多いです。
しかし、ツクヨミファームは一つの畑に様々な植物を植える密生混植を栽培方法として取り入れてます。ブロッコリー、キャベツ、カリフラワーなどのアブラナ科の野菜は虫を寄せ付けやすいため、交配種を扱う可能性が高くなります。
ツクヨミファームでは育てているお野菜は固定種に限らず、交配種でも育てたいものを育てています。そして、自然農法家の多くは固定種にこだわり、交配種を否定しています。ここまで固定種と交配種の特徴に注目しながら交配種が危険か危険じゃないのかを考えてきました。「交配種が危険だ」と言うことは、自然が選択していることを人は不自然だと言っていることになってしまいます。これからも自分自身がどういう思いで、野菜、その品種、栽培方法に向き合うかが大切だと改めて感じます。
阿波ツクヨミファームの有機野菜はこちらからご購入いただけます。
リジェネラティブ農業の体験はこちらからご予約いただけます。
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こちらの記事では、おすすめの食べ方などをご紹介しております。
ご自宅での料理の際に、是非参考になさってください^^
]]>PCでご覧の場合はctrl+Fもしくはcommand+Fでお野菜の名前で検索できます。
お野菜の栄養価は茹でたり、煮たりすると栄養価が失われるイメージですが(特に水溶性であったり、熱に弱いと言われている栄養価)、煮汁に溶けていて、生で摂取するよりはるかに効率よく栄養価を摂取できる状態になっています。
是非煮汁を積極的にご利用下さい^^
・アンチャン
アンチャンはハーブティーとして楽しめる他、ソーダやミルク、ジュースで割ったり、レモンなど酸味のあるものを加えると青色から赤紫色へ変化します。(ほぼ無味無臭なので割ったり蜂蜜など、味を調整してお召し上がり下さい)お酒との相性も抜群!アイスにしたり、お菓子や料理の色付けに、石鹸などオリジナルのスキンケア作りに。赤ワインやブルーベリー、紫キャベツなどに含まれているものと同じ抗酸化物質ポリフェノールの一種「アントシアニン」が主成分で、ブルーベリーの約4倍とその含有量はおそらく世界一。美と健康のための有効成分がとても豊富に含まれています。タイでは『いつまでも若く美しくいられるハーブ』と呼ばれ、マイボトルで持ち歩いていますよ^^1gを400〜500ccで煮出してください。
・大根
大根は葉っぱの部分も合わせると栄養バランスの優れたお野菜です。葉っぱをサッと茹でて、ごま油、醤油、砂糖、鰹節で炒めるとおにぎりの具などご飯のお共になります^^
・ホワイトスティック
ホワイトスティックは、甘くてジューシーなサラダ用のミニ大根です^^サラダやスティック以外にも煮物でも使えるオールマイティーな品種になっています^^
・紅くるり大根
紅くるりはサラダがオススメ!
個人的には、千切りよりサイコロ状で食感良く、ゴリゴリいくのが好きです^^
漬物、焼く、蒸すは色も紅いままなのでとてもキレイです。
煮るだけ^^;
色が滲むのでできれば避けて頂いて。。。
こういう品種にありがちな肉質が硬くて水分が少ない欠点がありません^^
・葉付き小蕪
蕪は葉っぱの部分も合わせるととても栄養バランスの優れたお野菜です。ゴマ油とニンニク醤油で炒めて簡単常備菜。葉っぱをサッと茹でて、ゴマ油、醤油、砂糖、鰹節で炒めるとおにぎりの具などご飯のお共になります^^
・赤カブ
赤蕪は色を活かすためにも、煮るよりも漬物や生で食べていただくのがオススメです^^
・玉ねぎ
玉ねぎは冷凍すれば早くあめ色玉ねぎがつくれます。
是非カレー作りに。
ピクルス、キムチにするのも美味しいです^^
お好みのサイズでらっきょ酢に漬けるだけで簡単常備菜。
すりおろしてドレッシングやソースの材料にもどうぞ^^
・ジャガイモ
じゃがいもは定番野菜ですが、細長く切って炒めものにしたり、大量消費したいときにはガレットもおすすめです^^
・ヤーコン
ヤーコンはオリゴ糖の塊で腸内フローラの改善に効果的です。
フラクトオリゴ糖含有量は野菜でNo1!
オンリーワンを積極的に取り入れてみませんか?
梨の様な食感と甘みは、きんぴらが鉄板で砂糖無しでも大丈夫。
生でサラダから煮物、炒め物、揚げ物、蒸し物、漬物にジュースやジャムなどローフードにもオススメの利用範囲の広い野菜です。
人参と千切りにして、パリッといける位でちゃちゃっと強火で炒めて、ピーナッツバターでドレッシング(ピーナッツバター50g、水80g、塩小さじ1/2、砂糖大さじ1)作って食べてます。(好みで唐辛子とか何かフレーバー)
甘くて美味しいサラダです^^
特性としてひび割れが生じることがありますが、ひび割れていても品質には問題ございませんのでご安心ください^^
・菊芋
菊芋はきんぴらが鉄板ですが、生でサラダ、芋なのでカレーなど煮ても、炒めても揚げてもいけるけっこう万能選手です^^
・葉ニンニク
ホイコウロウは本来キャベツではなく、葉ニンニク。
でも葉ニンニクが届いた夜はあえてお刺身に。
すり潰して、酢、味噌、砂糖で和えて、刺身(特に脂の多い刺身)に醤油の代わりにつけるのはたまりません^^
チャーハン、麻婆豆腐に餃子、鍋と葉ニンニクは韮や葱と同じ葉に使えます。
・キャベツ
キャベツはお好み焼きから焼きそば、ロールキャベツなど様々ですが、お味噌汁の具材としても合いますので、時間があまりないときなど是非試してみてください^^
・黒キャベツ
黒キャベツ(カーボロネロ)はイタリア、トスカーナ地方が原産のケールの仲間。
ゴツゴツして濃ゆい緑の独特な奴ですが、黒キャベツ(カーボロネロ)が無いと料理の味も決まらないという位親しまれています^^
トマトやニンニク、オリーブオイルとの相性はピッタリ。
とにかく煮崩れしないので、基本はロールキャベツ風の煮込みです。
煮込めば煮込む程甘味が出ます^^
炒め物、パスタの具なら火を通しすぎない位がベストです。
はい!
ここまでは普通の使い方。
真の使い方は他にもあります。
生でペーストにして、ケーキ(お菓子)の材料としてお試し下さい。
何が起こるかはお楽しみと言いたいところですが、あんなゴツゴツ濃ゆい奴からあんなにフレッシュなグリーンが出せるとは!
抹茶の立場はどこにと感動してもらえることうけあい。
4、5枚も使えば十分、しかも味も邪魔しません。
ケール同様栄養価も高いのでスムージーにもオススメです^^
・プチヴェール
プチヴェールは芽キャベツの春キャベツ版です。 芽キャベツ同様の使い方ですが、特有のクセがなく美味しいです。 花の様な形を是非活かして下さい^^
・レタス
レタスは、サラダや生春巻き、お肉を挟んで食べるのもオススメ。炒めものや蒸し物からパスタまで、色々なものに合ってくれます^^
・ロメインレタス
ロメインレタスは洗った後、よく水を切って盛り付け用のお皿に丸ごと(半分から4分の1位などお好みで)横たわらせます。 バルサミコ酢まわしかけ〜、熱々のガーリックオイルたっぷりとまわしかけ〜。 塩ふたつまみ程、お好みで胡椒、唐辛子、バルサミコ酢をレモン汁にしたり、ゴマ油にしてみたり、塩を醤油にしてみたりでいろいろと遊べます^^
・リーフレタス(サニーレタス)
リーフレタス(サニーレタス)は、サラダに使ったりお肉を巻いたりしてお食べいただく以外に、炒めものやスープにも合わせるのも美味しく食べていただけます^^
・蕾菜(つぼみな)
蕾菜(つぼみな)はコリコリした食感が特徴のアブラナ科の野菜です。生でサラダにしたり、スープの具材にもなってくれますが、火を通すと鮮やかな緑色に変わってくれますので、天ぷらや炒めもの、パスタの具材にもどうぞ^^ 加熱しすぎにご注意くださいm(_ _)m
・ブロッコリー
ブロッコリーは生をみじん切りにして90分程置くことでスプラウトの状態で多く存在するスルフォラファンが最も多く生成されるので、栄養価が最大化されます。食感は工夫しなきゃですが、離乳食には最適です^^(みじん切りでなくても空気に触れることでスルフォラファンは生成されます。)
・スティックブロッコリー
スティックブロッコリーの花蕾は火を通す時は菜花の様にサッと、茎の部分はアスパラの感覚でOKです。豊富なビタミンとミネラル、スルフォラファンに葉酸も豊富!
・ブロッコリーフ
ブロッコリーフはスティックブロッコリーの葉っぱで、ケール同様の栄養価の高い部分でケールよりもクセがありません。豊富なビタミンとミネラル、スルフォラファンに葉酸も豊富!ママや離乳食にオススメです^^
・ロマネスコ
ロマネスコは「サンゴ礁」とも呼ばれる、ヨーロッパ生まれのカリフラワーです^^ 基本的にブロッコリーやカリフラワーと同じ食べ方をするものですので、サラダから炒めものまで幅広く食べていただけます^^ブロッコリーと同じく、生をみじん切りにして90分程置くことでスプラウトの状態で多く存在するスルフォラファンが最も多く生成されるので、栄養価が最大化されます。
・わさび菜
わさび菜はサッと茹でて、ごま油、醤油、砂糖、鰹節で炒めると高菜の立ち位置が揺らぐ位おにぎりとの相性◎です! 幅広くご利用頂けるので是非色々とお試し下さい^^
・からし菜
からし菜は野沢菜、高菜などの様な漬け菜の仲間なので、ピクルスなどお漬物が一番しっくりくる葉物野菜ですが、サンドイッチにパスタの彩に。 サラダでもアクセントになり美味しいです^^
・チンゲン菜
チンゲン菜はやはり炒めものが定番ですが、スープやお味噌汁の具材にもどうぞ^^
・小松菜
小松菜はビタミン、ミネラルとほうれん草に負けない高い栄養価の緑黄色野菜です^^
・わさび菜
わさび菜はサッと茹でて、ごま油、醤油、砂糖、鰹節で炒めると高菜の立ち位置が揺らぐ位おにぎりとの相性◎です! 幅広くご利用頂けるので是非色々とお試し下さい^^
・コーラルリーフ(からし菜)
コーラルリーフ(からし菜)は野沢菜、高菜などの様な漬け菜の仲間なので、ピクルスなどお漬物が一番しっくりくる葉物野菜ですが、サンドイッチにパスタの彩に。 サラダでもアクセントになり美味しいです^^
・ケール
ケールはスムージーの材料はもちろん、生でも食べられます。 ガストにあるアレですね。 お好みのオイルと塩でチップス、ゴマ油でチップスにしてパラパラにするとヘルシーなふりかけの出来上がり。 韓国海苔っぽいです^^
・春菊
春菊はお鍋の名脇役といったイメージですが、β-カロテンをはじめ、鉄分、マグネシウムやカリウムなどのミネラルが豊富で独特の香りの成分は「食べる風邪薬」です。ニンニク、松の実、チーズ、オリーブオイルと一緒にピューレもオススメです^^ソースにすることで使い道がぐんと広がります。冷凍保存もできるので便利です^^
・菜花
菜花は小松菜やほうれん草同様の使い方になります^^
・チーマディラーパ(イタリア菜の花)
チーマディラーパは、イタリアのカブの菜の花です^^ 日本の菜の花よりもほんのり苦味と甘味があり、本場イタリアではパスタやリゾット、炒めものに使われています^^基本的には生食ではなく加熱して食べるものになります。日本の菜の花と同じようにお浸しや和え物にもご利用いただけます!
・サラダほうれん草
サラダほうれん草はまずは是非生でサラダで。あと根っこも食べてみて下さい^^
・空芯菜
空芯菜は東南アジアの人達にはなくてはならないお野菜のひとつです。
炒め物が鉄板ですが、ほうれん草や小松菜と同じ様におひたしや汁物の具材、サラダにも使える品種です。
特に夏に必要な栄養価に優れているのでスムージーの材料にも引き合いがあります^^
・ツルムラサキ
ツルムラサキはインドのほうれん草と呼ばれる位とても栄養価も高く、中華風というか、東南アジア風というか、中東風というかエキゾチックな味がよく合い、クセも気にならなくというかむしろイイになります^^
油との相性が良く、炒め物、揚げ物はもちろん、ほうれん草に様におひたしや和え物、汁物の具材にも使えます。
・春菊
春菊はお鍋の名脇役といったイメージですが、β-カロテンをはじめ、鉄分、マグネシウムやカリウムなどのミネラルが豊富で独特の香りの成分は「食べる風邪薬」です。
ニンニク、松の実、チーズ、オリーブオイルと一緒にピューレもオススメです^^ソースにすることで使い道がぐんと広がります。
冷凍保存もできるので便利です^^
【青紫蘇】
青紫蘇は日本を代表するハーブ。
非常に栄養価に富んでいるので、積極的に取り入れて欲しいお野菜
細切りなんかでサラダに入れるとアクセントになって美味しいです
バジルの代わりに和風のジェノベーゼソースや、お肉や魚に巻いて
・ビタミン菜
ビタミン菜はアブラナ科の葉物野菜で、ビタミンAが豊富に含まれています^^ 漬物や煮物、おひたし、油炒め、味噌汁など、幅広くご利用いただけるお野菜です^^
・白葱
白葱は生で刻んで薬味にしたり、揚げ物や焼き物、中華料理にもよく使われます^^ 野菜炒めや肉炒めに是非^^お鍋も合いますのでお肉と一緒に煮込んでみてください。
・トマト/フルーツトマト
トマトは夏のイメージですが、生育適温は春頃の気温のため、春が旬といえます。風が好きで、適度な乾燥を好みます。4〜5月が一番美味しくなります^^看板商品の一つです。フルーツトマトは皮も薄く、種も少ないのでピューレやドレッシング、ケチャップ作りにも是非ご利用下さい^^
・イチゴ
イチゴは、冷蔵庫での保存が得意ではないので、できるだけお早めにお食べください^^ 生で食べる以外でしたら、ジャムやソース、イチゴミルクなどでもお楽しみいただけます^^
・甘夏
甘夏はそのまま食べる以外に、サラダや和え物の具材にもお使いいただけます^^
・原木椎茸
原木椎茸は、素焼きに生姜醤油、その他焼き物、揚げ物(天ぷら!)、炒め物、煮物など、どんな料理も美味しくいただけます!パスタもいけますよ!スープは椎茸が入るだけで味に深みが出ます^^軸は旨味がたっぷり!捨てずに食べてくださいね^^
お届けした【 橙 ‐だいだい‐ 】ツクヨミお任せ野菜セット 彌榮(農薬不使用・自然農)の全体写真(開封の儀)を、
ツクヨミファームのインスタグラムアカウントをタグ付けしアップしていただき、アンケートにご回答いただくことで、
次回のお買い物で2000円OFFのギフトコードをご利用いただけるプログラムです。
お野菜セットのお野菜を使ったお料理等もご投稿くださると喜びます😆
が、お野菜セットの画像が1枚目(トップ)でお願いいたします🙇
アンケートをメールにて送信いたしますので、ご回答をお願いいたします!
インスタグラムの投稿とアンケートの回答が完了されましたら、サポート(support@awatsukuyomi.com)までご連絡ください。
2000円OFFのギフトコードを発行させていただきます。
1週間に1名(フォロワー数関係無し)の募集とさせていただいております。
フォロワー数が多く、一定期間ご担当いただける方も別途募集しております。
お問い合わせくださいm(_ _)m
アンバサダーは何回でもお申し込み頂けますが、お申し込みは一度に1週までとさせていただいております。
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]]>阿波ツクヨミファームでは自然栽培農業体験・自然栽培研修プログラムを行っています。
プログラムでは何ができるか?
まず、農業体験ではツクヨミファームの日々の農作業を体験することができます。
自然栽培はどんな農業ですか?
と聞かれると様々表現がありますが、一つは環境をつくること。といえば普通なので僕はクソでかいジオラマをつくることと答えます。
]]>ここでは、リジェネラティブを一旦自然栽培とします。
(自然栽培の方が市民権を得ていると思うので。代表芝橋は個人的に自然栽培という表現をあまり好みません。)
ではプログラムでは何ができるか?
まず、農業体験ではツクヨミファームの日々の農作業を体験することができます。
自然栽培(リジェネラティブ)はどんな農業ですか?
と聞かれると様々表現がありますが、一つは環境をつくること。
といえば普通なので僕はクソでかいジオラマをつくることと答えます。
一つ一つの作業で植生の遷移、生態系がどう変化するのか、結果農産物がどうなっていくのか。
草刈り一つで変わります!
等身大のジオラマづくり!面白そうでしょ?
農業体験ではそのジオラマづくりにおいて、その時期、その時の状況で芝橋がどう判断して作業しているのか心の中の「つぶやき」を言語化します。
この言語化が自然栽培に限らずに、生産技術の向上に一役買いますよ。
一つ一つの作業をなぜその判断にしたのか?
生産技術の基礎の土台づくりです。
農業体験はお一人様ワンコインの500円、一定期間滞在される場合は要予約になりますが、1日千円になります。
続きまして、農業研修ですが、
ツクヨミファームでは農業の課題を一つに絞るとすれば、参入障壁が高く、新陳代謝が起きないことと考えています。
自然栽培は非常に非効率な面はありますが、肥料や農薬といった生産資材のコストがかからない、もしくは非常にミニマムなものにできるため、本来農産物の価格として安くなる「ハズ」です。
が、価格の話は一旦おいておき、
コストがかからないので、農業を続けるための維持費の負担が少ないことが特徴とも言えます。
限りなくリスクを低くし、経営が回せる段階を作った上でステップアップしていくことで、自然栽培は新規就農にも適した栽培体系=参入障壁が低い=農業の新陳代謝を良くすることができると考えています。
ツクヨミファームの基本的な栽培体系は不耕起型の混植生態系栽培としています。
いわゆる自然栽培ですが、近年の一般的に認知されている自然栽培ではなく、明治以前の日本の栽培体系に近いです。
近年、有機栽培は既に慣行栽培以上の収穫量や品質を実現できています。
希望に応じて自然栽培から有機栽培、六次化へのステップアップも行います。
また、米国のラムダスクールなどが取り組んでいるISA(インカムシェアアグリーメント)の農業版を取り組んでいます。
参考記事
新卒の83%が年収760万円!給料前借りで通える無料大学ラムダスクールの就職率が驚異的
https://www.gizmodo.jp/2019/01/lambda-school.html
農業版ISAでは以下の内容を無償で提供しています。
(スタート時期や栽培する品目、個人差等で変わってはきますが、10a辺りの年収目標=可処分所得は360万円です。大前提自己努力は大いに必要です。目標以上は栽培面積の拡大や生産技術の向上、六次化で目指していきます。)
金銭的なハードルは最低限の生産コスト(種代、資材代等)と参加者が必要な固定費(通信費等)です。
一般的な農業研修の様に数ヶ月、何年も同じ作業だけを続ける様な時間的な損失はありません。
必要な能力は観察力と仮説検証力、トライ&エラーができるかどうかです。
プログラム参加中の一日の過ごし方ですが、
朝2時間半、研修参加者も含め、進捗が遅れている人をみんなでフォローする時間(自己努力は前提です)です。
みんなで作業をすることでレバレッジが効くので、一人で作業をする以上の進捗が見込めます。
30分の休憩後、
2時間はツクヨミファームを手伝ってもらう時間です。
昼食、掃除をみんなで協力して行い、午後は自由です。
教えるというよりも即実践形式で、状況に応じてフォローしていく形です。
(マンツーももちろん可能、希望の方は個別相談です。)
参加者が必ず自分の作物を育てなければならないということもありません。
例えば、オンラインのプログラミングスクールを3ヶ月受講する間、生活コストをゼロにするという利用の仕方もあったり、午前中にオンラインで英語のイントラの仕事があるから、別の日や午後に振り替えるなど融通を効かせることもできます。
半農半Xも可能です。
ご自身のやりたいことに応じて気軽にご相談下さい^^
その他ご質問や参加を検討されている方は、問い合わせフォームからご連絡ください。